「シングルマザーになりやすい人」って、検索したことありませんか。
- 夫婦関係がうまくいっていなくて、「私、離婚予備軍なのかも…」と不安になっている
- すでにシングルマザーで、「もともと結婚に向かないタイプだったのかも…」と答え合わせしたくなった
- 「性格がきつい人がシングルマザーになる、って聞いたけど確かに私は少しキツイ部分あるかも…」なんてモヤッとした
「もしかして私って…???」なんて、なにか心当たりがあって、このページにたどり着いたんじゃないかなと思います。
ネットで調べてみると「シングルマザーになりやすい人の特徴」なんて記事もチラチラありますが、「じゃあシングルマザーになる前の私はその特徴とやらに当てはまってたのか?」と、ふと思ったので検証してみました。
先に結論を言うと、世間で言われがちな5つの特徴の中で私が当てはまったのは1つだけでした。
- 世間で言われがちな「シングルマザーになりやすい人」の特徴5つ
- 「シングルマザーになりやすい人」の特徴に根拠はあるのか
- 実際にシングルマザーになった私がその特徴を持っていたのか、という話
読み終わる頃には、あのリストに振り回されなくていい理由が見えてくると思います。
世間で言われる「シングルマザーになりやすい人」
ネットで検索すると、だいたいこの5つが出てきます。
- 自立心が強い(経済的にも精神的にも自立している)
- 価値観がはっきりしている(子育て・お金・人生設計に譲れないものがある)
- 経済的に不安定
- 若くして結婚・出産した
- 性格がきつい

……なんだか、当てはまったら「あなたのせいで離婚した」って言われてるみたいな気がします。
そうなんです。このリスト、よく見ると「そういう性格だから離婚するんだよ」と言われているようで、正直モヤッとします。
でも、ちょっと待ってください。そもそもこれ、根拠はあるんでしょうか?
シングルマザーになりやすい人の特徴に、根拠はあるの?
以前、→シングルマザーの特徴6つ|私には当てはまらないことが多かったという記事で、「今シングルマザーである人の特徴」を調べたことがあります。そのとき分かったのは、よく言われる特徴のほとんどに、根拠となる調査データはないということでした。
「なりやすい人」も同じです。
- 「自立心が強い人がなりやすい」→ 根拠となる調査データは見つからない
- 「価値観がはっきりしている人がなりやすい」→ 同じく見つからない
- 「経済的に不安定な人がなりやすい」→ 同じく見つからない
- 「性格がきつい人がなる」→ これに至っては、ただの決めつけ・ラベリング
- 「若くして結婚した人がなりやすい」→ これだけは、実際に統計がありました
厚生労働省の調査では、妻の初婚年齢が19歳以下・20〜24歳の場合、有配偶離婚率が高いというデータがあります。5つの中で唯一、根拠がある特徴です。

ネットで見かける「〜な人の特徴」という記事の多くは、統計ではなく印象で書かれています。出典が書かれていない特徴リストは、参考程度にしておくのがちょうどいいです。
つまりこのリスト、ほとんどは誰かの勝手な印象だと思っています。
なので、「シングルマザーになる前の私には当てはまっていたのか」を検証してみることにしました。
シングルマザーになった私は、「なりやすい人」だったのかな?
結婚していた頃の自分を思い出しながら、1つずつ考えてみます。
1.自立心が強い → ✕ 当てはまらない
全然でした。どちらかというと、恋人や夫に依存するタイプ。
「自立したい」と本気で思って動き出したのは、実は離婚したあとです。離婚後に付き合った束縛の強い恋人との経験がきっかけで、「自分の足で立ちたい」と思うようになりました。
つまり私の場合、順番が逆なんです。自立していたからシングルマザーになったのではなく、シングルマザーになってから、自立を目指し始めた。
2.価値観がはっきりしている → △ 微妙
当時の私に「人生設計で譲れないものは?」と聞いたら、「考えたこともない」と答えたと思います。
ただ、子育ての「こうしたい」は元夫とズレていたし、お金の価値観も違っていて、分かり合えませんでした。
でもそれは「価値観がはっきりしていた」というより、合わない相手と一緒にいて初めて、自分の価値観に気づかされたという方が近い気がします。価値観って、はっきりしているから離婚するんじゃなくて、うまくいかなくなってきたことで気づいていくものなのかもしれないと思います。
3.経済的に不安定だった → ✕ 当てはまらない
元夫は中小企業のサラリーマンで収入は安定していたし、贅沢はできないけどごく普通の生活をしていたので危機感は全くありませんでした。
4.若くして結婚・出産した → ✕ 当てはまらない
結婚したのは30歳の年です。私の周りで考えると、どちらかというと遅い方でした。
5.性格がきつい → ○ 当てはまる(笑えない)
これだけは、正直に言うと当てはまります。
誰にでも突っかかるわけではないんです。むしろみんなと仲良くしたい派です。
でも以前の私は、元夫が優しい人だからと甘えすぎていました。そして、思い通りにしたい気持ちが強くて、思い通りにならないと怒ってばかりの短気妻でした。
実際、元夫は「すぐ怒るから」と、私の顔色をうかがうところがあったと思います。
当時の私は「私が怒るのは、あなたが怒らせるからでしょ」と思っていたし、顔色をうかがわれること自体がとても不愉快でした。
(今こうして書くと、なかなかの言い分です。ごめんね、元夫)
ただ、これも「性格がきつい人がシングルマザーになる」という話とは違う気がしています。
夫婦がうまくいかなくなると、どちらかが怒りっぽくなって、どちらかが顔色をうかがうようになる。きつさは原因というより、すれ違いの結果だったのかもしれない、と今は思います。
結果:「なりやすい人」リストでは、シングルマザー予備軍の予測はできない
検証結果をまとめます。
- 自立心が強い → ✕
- 価値観がはっきり → △
- 経済的に不安定 → ✕
- 若いうちに結婚 → ✕
- 性格がきつい → ○
5つ中、はっきり当てはまったのは1つ。
つまり、世間の「なりやすい人」リストでは、私がシングルマザーになることを予測できませんでした。

当てはまらなくても、なる人はなる。当てはまっても、ならない人はならない。それだけのことだったんだね。
もしあなたが今、このリストに自分を当てはめて不安になっているなら、伝えたいことがあります。
「なりやすい人」リストでは、あなたの未来を決めることはできません。
私は「なりやすい人」ではなかったはずなのに、シングルマザーになりました。
それでも不幸とは思っていません。結婚していた頃より穏やかな気持ちで過ごせることが増えました。
「なりやすい人」に当てはまっても当てはまってなくても、自分の人生で大事なのは自分次第で決めるということじゃないかと思います。
まとめ
シングルマザーになりやすい人、なんて決められない。 それが今回の結論です。
- 「なりやすい人」の特徴リストに、確かな根拠はほぼない
- 離婚する前の私は、5つ中1つしか当てはまらなかった
- 当てはまるかどうかより、選んだあとにどう生きるかが大事
不安の正体は、リストに当てはまるかどうかじゃなくて、「この先どうなるんだろう」の方だと思います。このブログでは、「シングルマザーになったあと」の話もたくさん書いています。よかったら読んでみてください。
→ シングルマザーの特徴6つ|私には当てはまらないことが多かった
→ 離婚して4年。穏やかな時間の中でも「離婚してよかったのか」の答えが出ない私の本音
→ シングルマザーの仕事、何してる人が多い?実態データと私の場合


