「家計管理ってなに?どうすればいい?」と悩んでいる方へ。
家計管理とは、毎月のお金の流れをわかるようにして、将来に備えること です。
つまり、「入ってくるお金と出ていくお金のバランスを整えて、貯金や将来の安心につなげる仕組みづくり」です。
私はこの4つを意識していきます。
- どう抑えるか(節約)
- どう活かすか(使い方)
- どう貯めるか(貯金)
- どう増やすか(投資)
実際のところ、我が家は毎月入ってくるお金に対して、出ていくお金の方が多い赤字家計です。
家計管理と言うと「どう貯めるか」に考えがいく人が多いと思いますが、我が家は赤字なので貯金はできていません。
今は貯めるためのお金を出すために「どう抑えるか」と「どう活かすか」を中心に取り組んでいるところです。
「どう貯めるか」「どう増やすか」に進むのは、黒字になってから。
この記事では、低収入で家計管理が苦手な私が、赤字家計を黒字に近づけるために実際にやっていることをまとめました。
固定費についてしたことは「誰でもできて、やれば結果が出ること」です。
再現性の高いことなので、もしまだやっていないことがあれば試してみてください。
結論:我が家は毎月赤字です。
我が家の一ヶ月分の収入は、手当や養育費を入れて月18〜22万円(年収200万円未満)ほど。
家賃や光熱費、食費などの支出はだいたい22万円前後。
家計管理(というか、数字)は苦手で、毎月の収入から貯金はできていないどころか赤字続きの家計です。
「とにかく貯金しないと」
「貯金に回すお金ってどうやって捻出する?」
「あー、今月もお金が足りないぃ〜…」
貯金したい気持ちはあるけど、貯金に回せるお金がなくて、月末になると大きなため息とともに一人反省会です。
毎月の収入から貯金ができないという不安は、シングルマザーでなくとも抱える事だと思います。
そんな私の気持ちをラクにしてくれたのが、「まずは黒字化」という考え方です。
心がラクになった”黒字優先”の考え方
「貯金しないと」と焦っていた私ですが、「貯金ができなくても、まずは黒字であればいい」と少し考え方を緩めてみました。
貯金ができなくても借金がなければそれでいい。まずは自分のお金の使い方を見直すことにして、家計管理の基本である「収入 > 支出」の状態をゴールとしました。
この記事では自分への喝として、大まかですが実際の金額を公開しています。
赤字でも進行形で取り組んでいる姿を残しておくことで、自分の振り返りにもつながると思っています。
すでに黒字化できている方は、この段落は飛ばして「黒字に近づけるためにやったこと」から読んでいただければと思います。▶黒字に近づけるためにやったこと
我が家のリアルな数字と課題
公的データから見る「低収入」の目安
「低収入ってどれくらい?」と思う方もいると思いますので参考までに。
1. 厚生労働省の「相対的貧困」
- 基準:世帯の可処分所得の中央値の半分以下
- 日本(2021年調査):中央値は約245万円 → その半分は約122万円
- 年収ベースやと、世帯年収122万円未満が「相対的貧困」とされる。
※これは「低収入」よりもさらに厳しい層を指す感じです。
2. 平均年収との比較
- 国税庁「民間給与実態統計調査(2023年)」
- 全体平均:458万円
- 女性(正規):約392万円
- 女性(非正規):約156万円
※ここから考えると、200万円前後以下は「低収入」と表現されることが多いようです。
↓↓難しいことは置いておいて、一般的な生活感覚としてはこんな感じです↓↓
- 手取りで「月20万円以下」=低収入
- 世帯年収で「300万円以下」=低収入
※我が家はまさにココ!
※データは厚生労働省(2021年調査)、国税庁(2023年調査)より引用
ざっくり収支(1か月の全体像)
我が家の収入は、手当や養育費を入れて月18〜22万円。
上の子と過ごせる長期休みは、ほとんどお仕事をお休みするので、年収で考えると200万円ありません。
【大まかな収入と支出金額の内訳】
【180,000〜220,000円(18〜22万円)前後】
※収入は時期によってバラつきあり
- 家賃(駐車場2台込み):60,000円
- 保険(生命保険・国民共済):4,000円
- サブスク(仕事用):11,000円
【合計:75,000円(7万5千円)】
※今後も大きくは変わらない
- 食費(生協代込):現状42,000円 → 目標30,000円
- 日用品(美容院積立込):現状26,000円→目標16,000円
- 車(ガソリン・オイル交換代など):20,000円
- 医療費:4,000円
- 光熱費(ガス・水道・電気):25,000円
- スマホ代:現状10,000円→5,000円(本体代終われば2台で)
- その他:現状28,000円→目標20,000円
【合計:155,000円(15.5万円)】→目標:122,000円
※とにかく赤字率が高い!目標に向けて下げていく予定
【合計:0円】→目標:3万円
※黒字化後に考える
ざっくり収支から見えること
- 赤字の主な原因は「食費」「日用品」「その他」
- 特別費を積み立てられていない
- 予算を立てても守りきれずオーバーしてしまう
□ 食費:目標は3万円、でも最低4万円はかかっている
- 料理が苦手なので、割高でもすぐに食べられるものを買ってしまう
- 生協は「生協だから買える商品」(好きな食べものや店頭では売っていないものなど)のために利用しているけど、スーパーよりは割高
- スーパーと生協を二重で使うから支出が膨らみやすい
⇒次の課題:食材の買いすぎを防ぐ工夫から
□ 日用品:目標は1万6千円、現状は1万円オーバー
- ドラッグストアでの買い物が多くて、目についたタイミングで「なかったかも」「必要かも」と“ついで買い”しやすい
⇒次の課題:買い物リストを徹底して「必要な出費」と「なんとなくの出費」を切り分ける
□ その他:目標は20,000円、こまごま使って8千円オーバー
- 学用品や動物病院代、ちょっとした雑貨など、不定期な出費をまとめているので、気づくと数千円〜1万円単位で出費が膨らんでしまう
⇒次の課題:買っているものの中身を知る/メモに残すことで“なんとなく”を減らす
□全体的な課題点
- レシートをすぐに書き留められず、現状が見えにくい(無精)
- カード払いだと手元の現金が減らないので、入力忘れで予算がずれる(無精)
- 月末になると「考えるのがだるくて、まいっか」となりやすい(無精)
- 「なんとなく」買い物に行って「なんとなく」買ってしまう(無計画)
⇒私の予算オーバーの原因は“管理の仕組み”よりも“習慣・行動パターン”にある?
特別費とは:
車や家具・家電の突然の故障、入院などが起こった際に、必要になるお金
そんなもしものときのために月々の収入・貯金とは別で貯めておくといいお金(ほぼ必須)
どのくらいかかるかというと、大体の目安は一家庭あたり年間50万円くらいらしい(我が家では絶対出せない…)
我が家の場合は最低限の保障とはいえ、医療保険に入っているので、ひとまずの目標として月3万円貯めていきたいと考えている
※医療保険についてはこちらで話しています⇒(保険についての記事リンク)
ざっくりでも支出を書き出すことのメリット
- 予算を分けて意識することで“オーバーしている項目がどこなのか”に気づける
- オーバーしている項目ごとに“調整が必要な金額”がわかりやすい
黒字に近づけるためにやったこと
固定費をひとつずつ見直す

副業のためのサブスク代はかかっているけど、固定費を見直してトータルでは出費が減りました!
【保険】
・積立終身保険:年間12万弱▶月2千円弱の収入保障保険
・医療保険:月7千円弱▶月2千円の県民共済
【スマホ】
・子どものオンラインスクールの会員登録に必要だったので日本通信SIMで290円
・長らく3大キャリア(ドコモ・AU・ソフトバンク)を使っていたけど、現在はahamo。
楽天電話にしたこともあるけど、電波が届かず使えないエリアがあって不安だったので切り替えた
端末代が払い終われば5千円くらいになる予定

食費のまとめ買いやスマホ代の見直しは、家族構成に関わらず効果がありますよ!
口座分けで「触らないお金」を作る
持っている口座は3つ
- 給与口座:本業の収入が入って、家賃とクレジットカードの引き落としがされる
- 引落口座:学校関係・習い事・国民健康保険・県民共済の引落口座
- 貯金口座:児童手当・就学援助金(子どもの学費)を貯める口座
給与口座=家賃と変動費(クレジットカード払)の引落口座
毎月の生活費として使う養育費も入れておきます。口座を触るのは、養育費を入れるときと児童手当を貯金口座に移動させるときです。
子ども関係・私の共済・生協の代金が引き落とされる口座
給与口座を引落口座に設定できなかったので、学費・学童・子どもの習い事・共済・生協はまとめてこの口座から引き落としています。
年初に1年分の金額(子ども関係は貯金口座から)を入れて、その後は思い出したタイミングで記帳する以外では触りません。
児童手当・就学援助金(子どもの学資金)を貯める口座
ずっと子どもの学費用のお金は子どもの学費以外には使わないと決めていました。
でも、大きな学費が必要になるまで10年以上あるので、旧NISAで積み立てていた投資信託が増えている予定。
旧NISAを学資に回すことにしたので、貯金口座の中身は生活防衛費も兼ねることにしました。
自分用の貯金口座は持っていなくて、この口座以外に現金はありません。

お金の流れを3つの口座に分けることで、使う・貯めるを混同しなくなります。
支援制度の使い方
児童手当は子どもの貯金
私は児童手当を「子ども自身のために使うお金」と決めて、子ども名義の口座によけています。
毎月の収入から貯金をするのは難しいですが、児童手当をよけているおかげで「子どもの学費や習い事はここから出せる」と思えるので、少し気持ちにゆとりが持てています。
児童手当の支給開始から貯めている子ども名義の口座から、年初に1年分の学費・学童・習い事代を引落口座に移動させます。
ただ、特別費の積立はまだできていないので、急にお金が必要になったときは子どもの口座から借りることもあります。
※児童手当はひとり親家庭でなくても受け取れる政府の手当です。
就学援助金は先に出した学費を戻す
就学援助金:自治体からのひとり親への支援。年に3回支払われる援助金
月々でかかる教材費などは、学費の口座から出して、援助金が入ったらその分を貯金口座に戻すイメージです。
自治体によって違うので最新は公式で確認してください。
児童扶養手当は生活費の支えにする
「子どもと生活する(扶養する)ためのお金」と考えて、月々の生活費として使っています。
我慢しすぎない!”つもり貯金”
立て替え分を“お楽しみ用”に
親の買い物代を立て替えたら封筒へ→お菓子やカフェ代に
罪悪感なく好きに使えるルール
「もう使ったお金」と思えるから気持ちが軽い!

子どもとのお出かけやおやつに使っているので満足度アップ
つまずいたときにすること
家計簿が続かないとき
①「ざっくり家計簿」に切り替える
支出をしっかり把握しようと、費目を細かく分けるほど続かなくなります。だって面倒ですもん。
私自身家計管理をはじめたころ費目を細かく細かく分けていました。
しかし、それが面倒臭くて余計家計簿から離れてしまっていたので、試行錯誤の結果、今は「食費(生協込)・日用品・お家費用(家賃や光熱費、スマホ代などいわゆる固定費)・その他」と、ざっくり管理で様子をみています。
②記録するタイミングを固定する
「買ったその場で入力」や「夜寝る前に1日分まとめて入力」など、いつ記録するのかを決めて習慣化できる人はそうするのがいいと思います。
ですが、私は習慣化が苦手なので支払いを基本クレジットカードだけにして、クレジットカードの情報を紐づけることができる家計管理アプリを使って、自動で集計しています。
③続かなくても責めない
例え記録が1週間空いても、また再開すればOKです。完璧にやろうとしないことが、長く続けるコツです。
私はやるときとやらないときの差がものすごいので、自分で記録をしなくても最低限のデータを取ってきてくれるマネーフォワードMEを活用しています。
黒字にならないとき
①まず「固定費」を見直す
毎月必ず出ていくお金(スマホ代などの通信費・保険・サブスク)を再度一つひとつ確認します。変動費より固定費の削減の方が、一度やれば毎月効果が続きます。
②「何に使ったかわからないお金」を追う
月末に収支が合わないとき、まず財布の中の現金の動きを1週間だけ記録してみてください。無意識の出費が見えてきます。
③目標を「黒字」ではなく「赤字を減らす」に変える
いきなり黒字は難しい。「先月より500円でも赤字を減らす」という小さな目標の方が、続けやすく結果も出やすいのではないでしょうか。
特別費で崩れるとき
①「特別費専用の積立」を月々作る
年間の特別費(学校の行事費・誕生日・車検・冠婚葬祭など)を洗い出して12で割り、毎月少しずつ別口座や封筒に積み立てます。「突然の出費」をなくすのが目標です。
②年間の特別費リストを作る
1月から12月で「何月にどんな出費があるか」を一覧にしておくと、心の準備と資金準備が両方できます。
③崩れた月は「リセット月」にする
特別費で崩れた月は仕方ないと割り切り、翌月から再スタートします。崩れた月を引きずって「もういいや」になるのが一番もったいないパターンです。
まとめ:黒字化に向けて動き出すために
これまでのやり方をかえていく、新しいことに慣れていくのは時間がかかると思います。
でも、「これは必要なもの?なんとなく欲しいもの??」と一旦立ち止まって考えてみるだけで減る出費もあると思います。
「完璧に守れなくても、予算を意識するだけで使いすぎに気づける」ことを忘れず、今できることからやっていこうと思います。
我が家の今後の方向性
- 変動費を3万円減らすか、収入を3万円増やすために稼ぐ力をアップさせる
- 特別費として月3万円を積み立てたい(急な車の故障・医療費などに備えるため)
- 「なんとなく買い」を減らすために、あえて時間のないときに買い物に行く
⇒考える時間がないのでメモにあるものだけ買ってさっさと返ってくることになるハズ
「完璧じゃなくても進行形でいい」
まだまだ家計管理が苦手で、お金を使うペースが早いときがあります。そんなときはあえて子どもに「大変です!今月のご飯代はあと◯円です!!」と報告します。
すると、出先でちょっとコンビニに寄ろうとしたときなどに「いいんですか?あと◯円なんでしょお〜??」とか「それは生活費からですかぁ〜??」と娘に言われます。
そして、「ですよねぇ。やっぱりまっすぐ帰りましょうか」と、笑いあって無駄遣いせず帰ってくることになります。
今はまだ赤字な我が家だけど、子どもと笑っていられます。もっと笑っていられるように、少しずつ黒字に向けていこうと今日も気を引き締めるのでした。

