「ひとり親になったけど、自分はどんな支援を受けられるんだろう」
離婚やシングルになって急に「ひとり親」という立場になった。
支援があるとは聞いたことがある。でも、どこに何があるのか——いざ調べようとしても、難しい言葉ばかりで何から見ればいいかわからない。
まずは「全体像だけ」つかんでおくだけで、次に動きやすくなります。

支援があるって聞いたことはあるけど…どんな制度があるのか、全然わからない
- 「ひとり親」の定義(税法上の条件4つ)
- ひとり親家庭を支える4本柱の制度の概要
ひとり親家庭とは
一般的にシングルマザー(母子家庭)やシングルファザー(父子家庭)など、一人で仕事と子育てを頑張っている家庭を指します。
場合によっては、両親がいない子どもを育てている祖父母なども含まれることがあります。
【ひとり親の定義】
ひとり親とは、離婚・死別・未婚などの理由で、一人で子どもを育てている人のことです。
税法上の条件(4つすべて満たす必要があります):
- 年末の時点で婚姻関係にない(離婚・死別・行方不明など)
- 事実婚(同棲して夫婦のように暮らす関係)状態でない
- 一緒に暮らす子どもがいる(子の年収が48万円以下・他の人の扶養になっていない)
- 自分の合計所得が500万円以下(年収の目安:約678万円以下)
ひとり親家庭を支える「4本の柱」
国が用意している制度は主に子育て・生活支援策、就業支援策、養育費の確保策、経済的支援策の4本柱で構成されています。
① 子育て・生活のサポート
日々のくらしや育児を助ける支援や制度
- 母子・父子自立支援員さんへの相談(仕事や生活のことなど)
- ヘルパーさんが来てくれたり、一時的に保育してくれる制度
- 子どもの学習支援や、他のひとり親との情報交換の場
- 家に困っている人向けの住宅支援
- 医療費が助成される制度(地域によっては小学生までの医療費が無料など)
たとえば:
「仕事で疲れて家事も育児もまわらない…つらい…」
「子どもが病気になったときの病院代が心配」
こんなときに助けになる支援がそろっています。
→ 詳しくは:ひとり親家庭を支える8つの子育て・生活支援策
② 仕事のサポート(就業支援)
「これから働きたい」「もっと稼ぎたい」人を応援する制度
- ハローワークでの専門サポート(マザーズハローワーク)
- スキルアップのための職業訓練や資格取得支援
- 高校卒業資格のサポート(中退している場合など)
- 働くひとり親を評価・表彰する企業への制度もある
たとえば:
「学び直したい」「資格を取って、収入を増やしたい」
「正社員として働きたいけど不安」
そんな人の背中を押してくれる制度がいろいろあります。
→ 詳しくは:ひとり親家庭を支える7つの就業支援策
③ 養育費をしっかりもらうためのサポート
養育費が払われない・取り決めができていないという悩みに対応する制度
- 養育費の取り決めや相談ができる窓口(養育費相談支援センター)
- 離婚前後の必要な支援(話し合いのサポートなど)
- 面会交流をどうするかなどのサポート(親子交流支援)
たとえば:
「元パートナーが養育費を払ってくれない」
「話し合いがうまくいかなくて困ってる」
そんなときに相談できるところもあります。
→ 詳しくは:ひとり親家庭を支える3つの養育費確保策
④ お金のサポート(経済的な支援)
ひとり親家庭の生活を支える「お金の制度」
- 毎月もらえる「児童扶養手当」
- 物価高などに対応する「特別給付金」
- 低金利で借りられる貸付制度(返済免除になる場合も)
- 税金が安くなる「ひとり親控除」
- 配偶者を亡くした場合の「遺族年金」
たとえば:
「月の収入だけじゃ生活がギリギリ…」
「子どもが小さいから、今すぐ働きづらい」
というときに頼れる仕組みがあります。
→ 詳しくは:ひとり親家庭を支える5つの経済的支援策
まとめ
「こんな支援あるなんて知らなかった」と思うものがあったかもしれません。
支援制度には、「国」がやっているものもあれば、「市区町村」が独自にやってるものもあるのであなたが住んでいる地域独自のものもあるかもしれません。
一度市役所の窓口に聞きに行くのが一番漏れがありません。
あなたとあなたの子どもが安心して暮らしていくための支援です。
気になる制度があったら、まずは市役所や支援窓口に聞いてみてくださいね。


