子どもと暮らしていくために、少しでも収入を増やしたい。
でも資格を取るにはお金がかかる…
ひとり親の“学び直し”を経済的に支えてくれる制度が
「高等職業訓練促進給付金」や「自立支援教育訓練給付金」だよ。
ひとり親のみなさんは、「高等職業訓練促進給付金」や「自立支援教育訓練給付金」を知っていますか？
2つの給付金は、国と自治体がひとり親の「学びたい」をサポートするために
- 資格取得のために学校へ通うあいだの【生活費】を支えてくれる
- 働きながらスキルアップするための【受講料】を補助してくれる
ひとり親にとって、大変頼もしい制度です。
「お金の不安が減るなら、学ぶことも考えてみようかな」と思い始めた方もいるかもしれません。
ここでは「どんな制度なの？」だけじゃなく「どんな講座が対象なの？」「どこに相談すればいいの？」など、実際に学ぶための一歩を後押しする制度をやさしくまとめました。
※この記事では、「母子家庭・父子家庭の親御さん」をあわせて「ひとり親」と表記しています。
「高等職業訓練促進給付金」「自立支援教育訓練給付金」とは？
「高等職業訓練促進給付金」と「自立支援教育訓練給付金」は、 ひとり親が資格を取ったり、新しいスキルを身につけるための費用をサポートしてくれる制度です。
「これからの生活を安定させるために資格を取りたい」
「このままじゃ不安だから、スキルを身につけて子どもとしっかり生きていきたい」
そんな“学びたい気持ち”と“自立したい思い”を自治体と国（こども家庭庁）が連携して応援してくれます。
お金の不安を少しでも軽くしながら、“自立への一歩”を踏み出す力になってくれる制度です。
どんな給付金なの？
高等職業訓練促進給付金：
就職に役立つ資格を取るために、学校・スクールで勉強している期間の生活費を支援してくれます。
自立支援教育訓練給付金：
再就職やキャリアアップに役立つ講座を受講・修了すると、受講料（学費）の一部が戻ってきます。
どんな人が対象？
高等職業訓練促進給付金：資格をとるための養成機関に通っているひとり親
自立支援教育訓練給付金：これからの仕事に必要なスキルを身につけたいひとり親
もらえる金額は？
高等職業訓練促進給付金：月額7万500円〜最大14万円（住民税課税・非課税によって変わります）
自立支援教育訓練給付金：受講料の60%（上限20万円ですが、講座によっては修学年数×上限40万円のものもあります。）
どんな資格・講座で使えるの？
どちらも対象となる資格は、看護師・保育士・介護福祉士などの国家資格をはじめ、IT系など一部の民間資格も含まれます。
国家資格は専門学校や養成校に通学するものが多いから、「給付金＝通学が前提」だと思ってた！
民間資格の中には在宅や通信で学べて、給付金の対象となるケースもあるよ。
でも、対象になる講座は自治体ごとに違うから、まず確認をしてね。
ひとり親の支援は、学ぶための支援以外にもあります。
「どんな通信スクールが対象になっているの？」「講座内容は？」など、気になる人も多いのではないでしょうか。
次は、そんな「給付金を使って学べる通信スクール」の一例として、インターネット・アカデミーをご紹介します。
「給付金を使って学べるスクール」の取り組み─ MamaEduプロジェクトを紹介します
引用元：インターネット・アカデミー
「給付金を使って学べる通信スクール」には、子育てと仕事の両立が大変なひとり親におすすめなものもある？
あるよ！ここでは、その一例としてインターネット・アカデミーが運営するMamaEdu（ママエデュ）プロジェクトを紹介するよ。
インターネット・アカデミーってどんなスクール？
まずは、インターネット・アカデミーについて紹介します。
インターネット・アカデミーは、WebデザインやIT、プログラミングなどの分野に強く、企業研修や大学の授業にも使われている実績あるスクールです。
「オンライン」「通学」の両方に対応していて、通学がむずかしい人やすきま時間を活かしてスキルアップしたい人でも、自分のペースで学べる仕組みがあります。
学べる内容は、実際の仕事に直結する実践的な内容が中心で、在宅ワークや転職、副業など、これからの働き方を見据えて学びたい人に選ばれています。
- Web・IT系に特化した専門スクール
Webデザイン・プログラミング・マーケティングなど幅広く対応 - 開校から29年以上の実績
1995年設立、日本初のWeb専門スクール - 企業や大学でも採用されるカリキュラム
実務で役立つ内容が評価され、企業研修や教育機関でも導入 - オンライン受講もOK
通学せず自宅で学べるコースあり。スキマ時間でもOK - 初心者から段階的に学べる
未経験スタートでも安心。基礎から応用まで幅広く学べる - 仕事につなげやすい実践重視
在宅ワーク・フリーランス・転職を目指す人に向いている
Webスキルは、ひとり親だけでなく、ライフスタイルに合わせて働き方を変えたい女性にとっても心強い味方です。
シングルマザー向けのMamaEduプロジェクトってどんなもの？
引用元：インターネット・アカデミー
インターネット・アカデミーには、シングルマザー向けのスキルアップ支援事業「MamaEduプロジェクト」があります。
「MamaEdu（ママエデュ）プロジェクト」は、子育て中の女性やひとり親が、将来につながるスキルを身につけるための学びを応援する取り組みです。
在宅で学べるWebやIT系の講座が用意されていて、子どもがまだ小さい人、通学がむずかしい人、すきま時間で学びたい人に選ばれています。
自治体によっては、このプロジェクトで受講できる講座が「高等職業訓練促進給付金」や「自立支援教育訓練給付金」の対象になることもあります。
- 子育てや家庭と両立しながら自宅で学べる
子育て中・ひとり親でも、自宅で自分のペースで学べる - IT・Web系の在宅向きスキルに特化
Webデザイン・プログラミングなど、在宅ワークにつながりやすい分野 - 無料のカウンセリングで個別に相談できる
女性カウンセラーによるサポートで学習中の悩みも相談しやすく、継続しやすい - ひとり親向けの給付金制度と連携した講座あり
条件を満たせば、自治体のひとり親向けの給付金制度を利用して学べる可能性も - 自分らしい働き方を目指せる
スキルを活かした副業だけでなく、在宅ワークやフリーランスにもつながる道をサポート
「これからの働き方」を考えて、自分のペースで学んでいけるところが大きな魅力だよ。
「これからの生活を安定させるために資格を取りたい」
そんな思いをやさしく後押ししてくれるんやね。
受講スタイルが合えば、給付金＋資格取得でキャリアアップが現実的になります。
どんなスクールか気になる方は、MamaEduプロジェクトは無料のカウンセリング相談があるので活用してみるのも一つの方法です。
>>>MamaEduプロジェクトがどんなサービスか確認するスクールを選ぶ前に知っておいてほしいこと
「スクールに通えば、お金を稼げるようになる」
「講座の内容をこなせばスキルが身につく」
そう思っていませんか？
『スクール＝魔法』ではありません。
- スクール（お金を払う）＝稼げる保証ではない
- 自分で学ぶ姿勢が必要
- 無料で学べる方法にYouTube・書籍などの独学もある
- どんな人にスクールが向いているか？（孤独がしんどい・伴走が欲しいなど）
スクール（お金を払う）＝稼げる保証ではない
自分で学んで動く姿勢がなければ、どんなに高いお金を払おうが、スキルは身につきません。
結果を変えるのは、“自分で学ぶ姿勢＝主体性”です。
スクールは「成長を後押しするための手段」であって、「結果を保証してくれる場所」ではありません。
課題をこなして試験に合格しても、自分の中に落とし込めなければそれは“学び”ではなく“作業”です。
学び続けるうえで大事なのは、「誰かに教えてもらうこと」ではなく「自分から学ぶ姿勢」です。
自分で学ぶ姿勢が必要
自分から学ぶ姿勢＝主体性、と言いましたが、この“主体性”があるかどうかが、学びの結果を左右します。
在宅で学ぶとなると、「1人でも続ける力」がいちばんの壁かもしれません。
- わからないことを自分で調べる
- 興味を持って掘り下げる
- 時間や気持ちの管理を自分でする
- でも、完璧を目指しすぎないこと
私自身、昔ドッグトレーナーの通信スクールに通ったことがあります。（実技のために月1.2回通学）
「愛犬と働きたい！」と勢いで始めたものの、やる気は次第に薄れていきました。
学ぶことや時間の管理が得意ではない私には、「一人で学ぶ環境」は少し難しかったんですね。
テキストをこなすだけになり、試験に合格しても何も活かせませんでした。
今思えば、「お金を払った＝努力した」と思い込んでいたし、スクールに通うこと自体が目的になってしまっていたんですね。
スクールが向いている人は？
「努力したつもり」になっていた私だからこそ、今思うのは“自分で学ぶ姿勢”と“続けられる環境”の両方が大事ということ。
私のように「自分のペースで学びたいけど、ひとりでは続けられるか不安。」という人には、スクールという選択肢は力強い味方になると思います。
さらには、MamaEduプロジェクトのように、子育て中でも続けられるように伴走してくれるスクールなら、
孤独感があっても踏ん張れる日があります。
それは、“ひとり親だからこそ”感じる不安や迷いを理解して寄り添ってくれる存在だからです。
「お金を払えば変われる」ではなく、「お金を使って”自分で変わる環境”を買う」という考え方に変えてみてください。
「お金がないから無理」と思ったら、一度“いくらまでなら出せるか”を数字にしてみるのもおすすめです。
無料相談や情報収集からでも、動くことはできます。
無料で学べる方法もある
また、YouTube（”リベ大お金の大学”や”中田敦彦のYouTube大学”はおすすめです！）や書籍など、今の時代は無料で学べる方法がたくさんあります。
まずは無料で試してみて、「続けられそう」「もっと深めたい」と思えたらスクールを検討するのもひとつの流れです。
まとめ
- 「給付金」という制度を知っていれば、“お金がないから無理”と諦めずに済む。
- どんな方法で学ぶかは人それぞれ。
- 大切なのは、「自分で選んで、自分で行動すること」。
制度を上手に使えば、学ぶことを諦めずに新しい一歩が踏み出せるよ。
どんな方法が自分に合うか、まずは相談してみるといいかもね。
「学ぶこと」は、誰かに強制されるものじゃなくて、“自分の人生をもう一度立て直すための手段”だと思っています。
無駄な学びなんてありません。
それがすぐにお金にならなくても、いつか自分を支える力になるときがきます。
あなたの一歩を応援してくれる制度がここにあります。
MamaEduは無料カウンセリングで相談できるので、一度活用してみてください。
\どんなスクールなのか、利用できるかどうか、が気になる方/
